令和6年能登半島地震エリアに関する衛星画像提供について
この度の令和6年能登半島地震でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げます。また、被災された皆さまに謹んでお見舞いを申し上げます。
QPS研究所は、この度の対応として弊社保有の小型SAR衛星QPS-SARで能登半島エリアを観測しており、国の行政機関、報道機関に画像提供しております。なお、今回観測した画像データは防災科学技術研究所が運営するウェブサイト「防災クロスビュー(https://xview.bosai.go.jp/)」においても掲載しておりますが、災害対応等のために画像使用をご希望の方は弊社コンタクトページ(https://i-qps.net/contact/)からご連絡いただければ順次ご案内させていただきます。
二次、三次災害対策として、また、安全に行動するための情報として活用いただくために、観測を続けて参ります。被災された地域の皆様の安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
<「防災クロスビュー」内画像について> 「防災クロスビュー」の掲載ページでは、右側に以前2023年12月14日13:17にQPS-SAR6号機が石川県珠州市を観測していた画像、左側には、同じくQPS-SAR6号機が災害発生後の2024年1月3日13:19に同エリアを観測した画像が掲載されています。マップ上のスライダーを左右に動かすことで比較して見ることができます。またページ内で画像を拡大し、土砂崩れ箇所等を確認することができます。(画像は「防災クロスビュー」より)
<提供画像について> 記事トップにあるサンプル画像は輪島市エリアを観測した画像の一部です。(西が画像上方向になります)SARは地表にマイクロ波を照射し、反射して返ってきた信号を分析することで地表の画像を得るレーダーで、昼夜や天候に関係なく地表の状況を把握することができる点が特長です。災害対策活用の解析のためのデータや高解像度のものが必要な場合は弊社コンタクトページ(https://i-qps.net/contact/)からご連絡ください。