会社概要
会社概要
- 商号
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株式会社QPS研究所
- 代表者
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代表取締役社長 CEO 大西 俊輔
代表取締役副社長 COO 市來 敏光
- 取締役
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取締役 松本 崇良
社外取締役 西村 竜彦(㈱INCJ ベンチャー・グロース投資グループ マネージングディレクター)
社外取締役 藤枝 彰彦(スパークス・アセット・マネジメント㈱ 次世代成長投資本部 次世代成長投資部 共同部長)
取締役(監査等委員) 古村 克明
社外取締役(監査等委員) 中原 一徳(公認会計士)
社外取締役(監査等委員) 橋本道成(如水法律事務所代表弁護士)
- 執行役員
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開発部 上津原 正彦
事業戦略部 土井 沙織
管理部 橋元 克巳
- 設立
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2005年6月
- 所在地
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〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-15-35 レンゴー福岡天神ビル6F
- 資本金等
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100百万円
- 事業概要
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- 1.人工衛星、人工衛星搭載機器、精密機器、電子機器、地上設備、ソフトウェア及び情報通信ネットワークの研究開発、設計、製造、販売、運用、管理及び保守
- 2.人工衛星等が取得したデータに関する事業
- 3.人工衛星等を利用したサービスの提供
- 4.宇宙技術に関する研究会、講習会及びセミナー等の企画、運営
- 5.前各号に関する技術コンサルティング、運用支援、受託、開発指導、講演、教育及び執筆に関する事業
- 6.上記各号に付帯する一切の業務
代表・創業者紹介

代表取締役社長 CEO / 博士(工学)大西 俊輔Shunsuke Onishi
九州大学大学院航空宇宙工学専攻博士課程を修了。
大学院在籍時の2008年5月よりQSAT-EOS(九州大学を中心とした九州地区の大学・企業による50kg級小型衛星プロジェクト)の学生プロジェクトリーダーとしてシステム全般の指揮ならびに大学・企業のメンバーのマネジメントを行い、2014年11月に衛星打上げを成功に導く。
九州より世界の宇宙産業にインパクトを与えるべく、2013年10月有限会社QPS研究所に主任研究員として入社。
2014年4月に同社の代表取締役社長に就任し現在に至る。
学生時代から現在までに十件超の小型人工衛星開発プロジェクトに従事。

代表取締役副社長 COO市來 敏光Toshimitsu Ichiki
上智大学法学部国際関係法学課卒業。ハーバード大学経営大学院卒業(M.B.A.)。ソニー(株)にてプロダクトマーケティング担当として商品企画、事業戦略策定、新規市場の立ち上げ等に従事。2006年ハーバード大学経営大学院に留学。途中米国のベンチャーを経験。大学院を卒業、帰国後2010年2月より事業再生のために福岡県大牟田市の太陽光パネル製造会社であるYOCASOL(株)に入社。2011年6月代表取締役社長に就任。事業資産譲渡の実現後、2014年5月に株式会社産業革新機構に入社、ベンチャー投資部門にて電子書籍、産業機械、AI系のベンチャーへの出資、バリューアップに従事。2016年3月(株)QPS研究所に入社、同年7月に取締役就任。2020年7月に代表取締役副社長に就任。

ファウンダー 九州大学名誉教授 / 工学博士八坂 哲雄Tetsuo Yasaka
東京大学大学院工学系研究科航空学専攻博士過程終了。卒業後、東京大学宇宙航空研究所助手を務めた後にNTT研究所へ入社。1994年、九州大学教授に就任。退官後、九州大学学生への小型衛星開発の技術伝承と九州域地場企業に宇宙産業を根付かせるために他教授と専門家とともにQPS研究所を創業。2003年にはUNISEC(大学宇宙工学コンソーシアム)初代理事長に就任、2008年から2012年にはIAF(国際宇宙航行連盟)副理事長を務めるなど、宇宙開発の発展、未来の人材育成に努めて世界の宇宙産業の分野に大きく貢献。2006年にFrank J. Malina Astronautics Medalを受賞。また、早くからスペース・デブリに取り組み、1990年に研究グループJSASSを立ち上げ、著書に「宇宙のゴミ問題—スペース・デブリ」(裳華房1997年)がある。
沿革
九州から宇宙へ。
大学発の宇宙工学ベンチャー
QPS研究所は、1995年からスタートした九州大学での小型衛星開発の技術を伝承し、九州の地に宇宙産業を根差すべく、2005年、九州大学名誉教授の八坂哲雄と桜井晃、そして三菱重工株式会社のロケット開発者 舩越国弘により創業しました。
九州大学における20年以上の小型衛星研究・開発をベースに、数々の技術開発を行っています。

- 1995
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- 九州大学における50cm級の小型衛星開発がスタート
- 1998
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- テザーダイナミクス研究衛星の開発
- 2003
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- オーロラ帯磁化プラズマ観測衛星
- 2005
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- QPS研究所設立
- 2009
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- QSAT-EOSプロジェクトが文科省超小型衛星開発事業に採択
- 2014
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- QSAT-EOS打ち上げ成功
- 2017
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- Series A投資ラウンドで九州最大規模となる総額23.5億円を調達
- 2019
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- 7月にベンチャー企業で初めて「衛星リモートセンシング装置使用許可」を取得
- 12月に小型SAR 衛星初号機「イザナギ」をインドの宇宙センターから打ち上げ成功
- 2021
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- 1月に小型SAR衛星2号機「イザナミ」をアメリカのスペースX社 ファルコン9で打ち上げ
- 3月にイザナミによる初画像取得の成功を発表
- 小型SAR衛星として5月に日本で最高精細の分解能70cmの画像取得に成功
- 6月に福岡市実証実験フルサポート事業「宇宙」採択プロジェクト決定
- 6月に九州電力、JAXAとJ-SPARC事業共同実証を開始
- 12月にシリーズBファーストクローズとして総額38.5億円の資金調達を実施
- 12月にスカパーJSAT株式会社、日本工営株式会社と戦略的業務提携を発表
- 2022
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- 2月シリーズBセカンドクローズで追加約10.5億円の資金調達を実施
- 3月に内閣府主催「宇宙開発利用大賞」にて最高位の「内閣総理大臣賞」を受賞
- 10月にイプシロンロケット6号機で小型SAR衛星3、4号機を打ち上げるが、ロケット失敗で軌道投入ならず
- 2023
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- 3月に10億円の追加資金調達を実施。累積調達額は約92億円へ。
- 6月に小型SAR衛星6号機「アマテル-III」をスペースX社ファルコン9で打ち上げ
- 7月にアマテル-IIIの初画像取得を発表
- 7月にアマテル-IIIによる日本の民間SAR衛星として最高分解能46cmの画像取得に成功
パートナー企業
QPS研究所の衛星は、創業者メンバーが2000年代初頭より九州中を行脚し、宇宙技術を伝承し育成してきた北部九州を中心とした地場企業に支えられています。現在は全国25社以上のパートナー企業とともに開発を進めています。
- NPO法人 円陣スペース
エンジニアリングチーム(e-SET)https://www.facebook.com/eset.web/ - 株式会社アイネットhttps://www.inet.co.jp/
- アルウェットテクノロジー
株式会社https://altek.jp/ - 一木エンジニアリング
- LSAS Tec 株式会社https://lsas-tec.co.jp/about-us/
- 株式会社エルムhttps://www.elm.jp/
- 有限会社カネクラ加工https://kanekura-kk.jimdofree.com/
- 株式会社昭和電気研究所https://www.showalabo.co.jp/
- ナカジマ技術
- 株式会社マイクロラボhttp://www.micro-lab.co.jp/
- 峰勝鋼機株式会社http://minekatsu.jp/
- 株式会社Fusichttps://fusic.co.jp/
- 国立大学法人九州大学http://www.aero.kyushu-u.ac.jp/index.html
- 国立大学法人九州工業大学
超小型衛星試験センターhttps://kyutech-cent.net/
受賞歴
年号 | 表彰制度名 | 賞名 | 主催者 |
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2015年7月 | Tech in Asia Tour @Fukuoka -Road to Tokyo- | PR times 賞 | Tech in Asia Japan |
2018年3月 | フクオカベンチャーマーケット大賞2018 | 大賞 | 福岡県ベンチャービジネス支援協議会 |
2018年3月 | 第4回九州未来アワード | 審査員特別賞「未来産業集積賞」 | 九州未来アワード 実行委員会(九州7新聞社) |
2018年10月 | 九州・山口ベンチャーマーケット2018(KVM2018) | ベンチャー部門大賞 | 九州・山口ベンチャーマーケット実行委員会 |
2019年3月 | 第11回フクオカRuby大賞 | 福岡県知事賞 | 福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議 |
2019年3月 | 第11回フクオカRuby大賞 | 大賞 | 福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議 |
2021年9月 | 日本航空協会表彰制度 | 空の夢賞 | 一般財団法人日本航空協会 |
2022年3月 | 第5回宇宙開発利用大賞 | 内閣総理大臣賞 | 内閣府 |


アクセス
【住所】福岡県福岡市中央区天神1-15-35 レンゴー福岡天神ビル6F
福岡市地下鉄: 空港線天神駅 徒歩5分
西鉄バス: アクロス福岡・水鏡天満宮前 徒歩1分