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令和7年岩手県大船渡市における大規模火災地域の小型SAR衛星による観測について

2025年2月より岩手県大船渡市で発生している山林火災により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

QPS研究所は、自社の小型SAR衛星QPS-SARにより2月28日から連日にわたって大船渡市山林火災の状況について観測を行なっております。

2月26日に岩手県大船渡市で発生した山林火災は、発生から9日目の本日3月6日も消火活動が続き、約4,300名が避難をしている状況で甚大な被害がでています。約2,900ヘクタールが焼失したと発表(3月5日時点)がありましたが、まだ調査できていない地区もあり、インフラへの深刻な影響も報告され、消火活動に加えて復旧復興への対応が急がれています。電波を使って観測するQPS-SARは夜間や天候不良時、また、火災で煙が広がる中でも宇宙から地表を観測することが可能です。災害対応、復旧復興への対応のために役立てていただけるよう、観測した画像を政府機関、自治体、防災関連機関向けに無償提供いたします。弊社のコンタクトページ(https://i-qps.net/contact/)からご連絡いただければ順次ご案内させていただきます。(緊急時の迅速な対応のため、個人の方のお問合せはお控えいただけますと幸いです。)

QPS研究所は一刻も早い復旧復興への支援につながるよう活動を続けてまいります。

※下記は観測した画像の一部抜粋です。