Dragon Ashの新曲「Tiny World」の配信ジャケットにQPS研究所の高解像度SAR衛星画像が採用されました
QPS研究所の衛星画像が、4月20日(水)より配信されるDragon Ashの新曲「Tiny World」の配信ジャケットデザインに採用されました。
選ばれたのはQPS研究所の小型SAR衛星2号機「イザナミ」が取得した東京のビル群の衛星画像です。2021年5月に公表した国内最高精細・高解像度(※1)のSAR画像にDragon Ashメンバーが興味を持っていただいたことでこの話が実現いたしました。今回の楽曲は4月15日(金)から放送が始まったTBS系ドラマ「インビジブル」の主題歌に起用されていて、詳細はビクターエンタテインメントのHPにてご確認いただけます。
(URL:https://www.jvcmusic.co.jp/dragonash/25th/ )
SARとは地表面に斜めに電波を照射して、その反射を受信することで地表を観測するレーダーで、雲や噴煙を透過し、昼夜を問わずデータを取得することができる点が特長です。取得したデータを画像化すると、今回採用された画像のようにモノクロで立体的なものとなり、視覚的に地表の様子を知ることができます。また、このデータからは目に見えるもの以外にも様々な情報を得られます。例えば、同じ地点を複数回観測することで、広範囲に渡って数ミリ単位で地表面や建築物の変化を調べることができるため、インフラ劣化の検知やインフラ管理等、安全・安心な街づくりに活かすことができます。このデータは災害対策をはじめ、効率的な経済活動のためにも役立てることができ、未来を大きく変える力を持っていると期待されています。QPS研究所はこの衛星を36機打ち上げてコンステレーションを構築し、世界中のほぼどこでも任意の場所を平均10分間隔という準リアルタイム地上観測データサービスの提供を目指しています。
(※1) 民間の100kg級小型SAR衛星においてを意味します。
■Dragon Ash
1997年デビュー。あらゆるジャンルを驚異的なスピードで横断し、これからもDragon Ashとしか表現しようのない音を鳴らし続ける。常にオルタナティヴな道を自ら選びながらも、圧倒的なファンの支持を得続ける日本の音楽シーンを代表するモンスターバンド。
「Tiny World」
2022年4月20日配信リリース
配信に関する情報:https://www.jvcmusic.co.jp/dragonash/25th/
■代表取締役社長CEO 大西俊輔コメント
「今回、Dragon Ash様の配信ジャケットに弊社衛星画像をご採用いただくお話をいただき、大変驚きましたが、このような形で衛星画像にご注目いただけたことを嬉しく思っています。この画像データの使い道には多くの可能性があり、SARの技術や画像について多くの方々に知っていただくことで、社会の発展や人類の生活の向上に貢献できる新しい活用方法が見出されることを願っています。」