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追加資金調達実施のお知らせ

QPS研究所は、スカパーJ S A T株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:米倉英一)、日本工営株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新屋浩明)、三井住友海上キャピタル株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:石上壽一)が運営するMSIVC2021V投資事業有限責任組合、NAMY株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役:永田暁彦)と株式会社アイビス・キャピタル・パートナーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中條喜一郎)が共同運営するリアルテックグロースファンド1号投資事業有限責任組合の計4社を引受先とする総額約10億円の第三者割当増資を実施いたしました。これまでに調達した資金調達の累計総額は約92億円となりましたのでお知らせいたします。

 


 

■資金調達の背景及び目的

QPS研究所は従来のSAR衛星の20分の1の質量、100分の1のコストで100 kg 台の高精細小型SAR衛星「QPS-SAR」の開発に成功し、現在は2機の衛星を運用。夜間や天候不良時でも高分解能・高画質で観測できるSAR画像を提供しています。2021年5月にはQPS-SAR 2号機「イザナミ」による70cm分解能という日本の民間SAR衛星として最高精細の画像取得に成功し、衛星データビジネスの構築に向けて活動を本格化させました。今後は衛星を毎年複数機打ち上げ、2025年以降を目標に36機の小型SAR衛星のコンステレーションを構築し、平均10分ごとの準リアルタイム地上観測データサービスの提供を目指しています。このプロジェクトの早期実現に向け、2021年12月、2022年2月にシリーズB資金調達に至りました。その後の2022年10月に打上げたQPS-SAR 3、4号機はロケットの失敗により失いましたが、5、6号機の打上げを間近に控え、この度、コンステレーション構築に向けてより積極的な衛星打上げプラン実施を目的に資金調達を実施。今回調達した資金は、衛星の大量生産体制を整えるための新工場の増設、そして8号機以降の開発・運用のために使用する予定です。

 

■シリーズBラウンドについて

詳細については下記ニュースページをご覧ください。

2021年12月 ファーストクローズ / 公式サイトURL: http://i-qps.sakura.ne.jp/wordpress/news/652

2022年 2月 セカンドクローズ / 公式サイトURL: http://i-qps.sakura.ne.jp/wordpress/news/704