Space Day
2024年4月18日、東京・日本橋にあるX-NIHONBASHI TOWERにて、『SPACE DAY〜日本の宇宙ビジネスとクラウドの最前線を体感しよう〜』(主催:株式会社Fusic/協力:アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社)が開催され、QPS研究所からはエンジニアの田中周一が登壇いたしました。
QPS研究所のプレゼンテーションでは、「人工衛星運用システムのクラウドアーキテクチャ」と題して、衛星コンステレーションを運用するためのシステムアーキテクチャや顧客向けシステムについて、AWSを利用した開発実例を田中からご紹介させて頂きました。
各社のプレゼンテーションの後には、AWS永野嗣人氏がモデレーターとなって、Fusic毛利啓太氏・ispace Woody氏、QPS田中によるトークセッションが開かれました。「宇宙」「クラウド」「ものづくり」といったキーワードをもとに、幅広い意見交換の場となりました。 当日は予定していた60名を越える80名のご来場があったそうです。
「SPACE DAY」というイベント名通り、参加者は非宇宙業界のクラウド技術者の方に加え、ニュースペース界隈各社のエンジニアの方が多く、最後の質疑応答では延長しても時間が足りないくらい盛り上がっていました。クロージング後の懇親会でも、ドリンクを片手にネットワーキングや質疑応答の延長があちこちで見られるなど、「宇宙」×「クラウド」の持つ可能性の一端を垣間見ることができました。
最後に「会場の皆様へメッセージを」という質問に対しての田中がお話しさせていただいたことをご紹介いたします。
「最近は有難いことに求人に対しての応募が増えてきています。しかし、”人工衛星を作っています”というと、ものすごく難しいことをやっていて、ハードルが高いように見えるようで、特にエンジニアがまだまだ足りないのが現状です。ですが本日お話したように、人工衛星だからと言って特別な技術や能力が必要ということではなく、システム開発という点では皆さんが普段携わっているプロジェクトとは大きくは変わらないと思います。ぜひ我こそは、という方は応募をお待ちしています!」