特別展「深宇宙展~人類はどこへ向かうのか」To the Moon and Beyond
2025年7月12日(土)から9月28日(日)まで、東京・お台場にある「日本科学未来館」で、特別展「『深宇宙展~人類はどこへ向かうのか』To the Moon and Beyond」が開催されます。本展は、人類の新たな宇宙への挑戦が体感できる日本最大級の宇宙展です。QPS研究所のスタッフも行ってまいりましたので、8月に入り夏休み中に行かれる方のためにその魅力を少しだけこちらでもご紹介させていただきます。
会場となっている日本科学未来館は、まさにガラス張りの宇宙船のようで、本展へのワクワク感を高めてくれるビジュアルです。

エントランスに足を踏み入れると、本展のメインビジュアルがお出迎え。さらにホワイエの大型モニターには本展の魅力あふれる映像が投影され、「宇宙探査の『いま』」をリアルに体験できる期待感が高まります。

本展はまさに、「宇宙探査の『いま』」が一堂に集約されており、宇宙開発技術から宇宙探査まで、人類が宇宙に思いを馳せてきた歴史を辿る壮大なツアーとなっています。カテゴリー分けされた各展示ブースでは宇宙開発・宇宙探査に関する貴重な実物や模型が数多く展示されており、中でも世界初展示となる月面探査車「有人与圧ローバー」の実物大模型は圧巻です。このローバーの中では、2人の宇宙飛行士が宇宙服ではなく普段着のまま約1ヶ月活動できる設計だそうで、「まるで月面キャンピングカーのようだな!」と想像するだけでワクワクします。
また、会場では展示以外にも映像や体験型ブースもあり、展示映像「火星ツアー」では足元にも映像が投影され、あたかも自分が火星に降り立ったかのような臨場感を味わえます。

宇宙開発の「今」を「見て、触って、体験し」、その先に繋がる宇宙の姿を体感でき、人類の宇宙への探求心はこれまでもこれからも尽きないものであると確信いたしました。本大規模宇宙展の「宇宙開発の最前線」ブースにて、QPS研究所のQPS-SARの1/6スケール模型も展示しております。実はこちらの模型は私たちの衛星を一緒に製造しているパートナー企業の方々が作ってくださったものなんです。会場に行かれた方は是非ご覧いただければ幸いです。
テンションアップα
「深宇宙展」に五感と脳を満たされた後は、嬉しい&楽しいグッズコーナーも特設されていました!本展オリジナルグッズも盛りだくさんで、お楽しみの空間が広がっていました。

左:本展オリジナルクッキー
右:美しい装丁の図録