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NIHONBASHI SPACE WEEK 2025

2025年10月28日(火)~31日(金)、東京・日本橋エリアで「NIHONBASHI SPACE WEEK 2025」が開催され、今年も日本橋は宇宙ビジネスパーソンによって宇宙に染まった一週間が繰り広げられました。

イベントの公式サイトはこちらです。

さまざまな企業や団体が宇宙産業への参入を加速させている昨今ですが、例年この時期に開催される同イベントは国内外の宇宙ビジネスシーンの成長を定点観測できる特別なウィークです。昨年に引き続きQPS研究所はエキシビションにてブース展示を行って参りました。また、イベント3日目には、カンファレンスステージにて代表取締役社長 CEO 大西俊輔(以下:CEO 大西)の登壇、さらにFUKUOKA SPACE TECH NIGHT 2025(主催:福岡県宇宙ビジネス研究会)では大西とファウンダー 八坂哲雄(以下:ファウンダー 八坂)がトークセッションに参加いたしましたので、レポートにてご紹介させていただきます。


QPS研究所ブース。ミニチュアQPS-SARによるコンステレーションイメージ

10月28(火)~30日(木)の3日間、日本橋三井ホールで行われたエキシビションには、国内外の宇宙機関、アカデミア(学術団体)、宇宙開発を手がける民間企業など、59の企業・団体が一堂に会し各ブースにて来場者とのミートアップが行われました。今回、QPS研究所のブースは、コンステレーションのイメージを体感いただこうと、大きな地球のグラフィックを背景に小型SAR衛星「QPS-SAR」の1/18スケールのミニチュア模型7機を展示。エキシビションが行われた2025年10月時点、7機のQPS-SARが地表から500~600km上空の宇宙空間を周回していることをブース来訪者にお伝えすると、「7機が宇宙で頑張っているのですね、応援します!」と口々に嬉しいお言葉を頂戴しました。また、ブース内のモニターには、7機のQPS-SARのリアルタイム周回状況をグラフィック投影し、将来的に36機のQPS-SARによるコンステレーションの実現に向けたミッションの進捗具合などをスタッフよりご紹介しました。

ブースにはたくさんの方にお越しいただき、なんとそらジローも訪問してくれました!

エキシビション会場からおよそ徒歩5分ほどに位置する室町三井ホール&カンファレンスでは、3日間にわたり多種多様な宇宙ビジネスプレイヤーによる登壇が行われました。10月30日(木)10:00から行われたカンファレンスステージ「宇宙産業『即戦力人材育成』の基盤共創」では、モデレーターを一般社団法人SPACETIDE Head of People Development Program 金澤誠氏が務め、慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 研究科委員長/教授 白坂成功氏、株式会社アクセルスペースホールディングス 取締役 / CHRO 濵田牧子氏、そして当社 CEO大西の3名のパネリストによるトークセッションが行われました。

会場の聴講者の割合は、宇宙産業:非宇宙産業=5:5

「宇宙産業人材」をテーマに、今後の宇宙産業の成長には、人材育成の基盤整理が必要不可欠な要素として、パネリスト各人の人材確保の経験などを踏まえたディスカッションが交わされました。小型SAR衛星ビジネスを手掛ける大西は、「衛星づくりは色んな知識や分野が必要になるため、横のつながりを大切にし、知識の連携の強化を心掛けている」と述べ、さらに「九州に宇宙産業を根付かせる」という、創業当時から今も継続して変わらない共通意識が組織をまとめる基盤となっているであろうとお伝えしました。他パネリストからも、非宇宙分野からの中途採用の場合は、非宇宙分野の知見を活かして総合的に見ることを意識することも大事であるとの声も上がりました。今の宇宙産業は宇宙を得意とするプレイヤーが多くを占めていますが、これからの宇宙産業の盛り上げにはあらゆる分野の人材が必要とされるよう、業界全体に変化を起こす基盤づくりを目指したい、とのクロージングトークでセッション終了となりました。

同日、17:00からはX-NIHONBASHI TOWERで「FUKUOKA SPACE TECH NIGHT 2025」が開催されました。「宇宙ビジネス創出拠点」の構築を目指し、福岡県宇宙ビジネス研究会が主催となり福岡で宇宙ビジネスに取り組む企業によるトークセッション、プレゼンテーション、そしてネットワーキングという盛りだくさんのプログラムです。「福岡から宇宙へ!地域で取り組む衛星開発の舞台裏」と題したトークセッションでは、大西がモデレーターを務め、パネリストはQPS研究所が推し進めるQPS-SARプロジェクトに初期の頃から携わってきた4名、峰勝鋼機株式会社 会長 林哲志氏、NPO法人円陣スペースエンジニアリングチーム 理事長 當房睦仁氏、ベータ・ベンチャーキャピタル株式会社 代表取締役パートナー 渡辺麗斗氏、そしてQPS研究所 ファウンダー 八坂哲雄が登壇いたしました。

「写真で見ていく宇宙に関わったあの日あの時あの決意」を軸に、スクリーンに投影された写真と共にQPS-SARの前身となった小型衛星開発の取り組みについて、パネリスト各人が携わった経緯や過程が紹介されました。

非宇宙プレイヤーを巻き込んでのQPS-SARプロジェクトは、まさに同日大西が登壇した「宇宙産業『即戦力人材育成』の基盤共創」に繋がるものであり、これから宇宙分野への参入を検討している方々への参考になればとお話を展開させていただきました。

トークセッションのあとは、福岡県に拠点を置く6社による宇宙ビジネスへの取り組みのプレゼンテーションが行われ、6社6様の宇宙ビジネスへのアプローチを伺い知ることができ、宇宙ビジネスのさらなる裾野の広がりを感じる時間となりました。 プログラムの締めくくりとなるネットワーキングの冒頭では、福岡県から八坂へ粋なサプライズ演出が。つい先日、八坂が国際宇宙航行連盟(IAF)のHall of Fame(殿堂入り)を受賞したことを称え、福岡県職員の有志を代表して福岡県商工部先端技術産業振興課 企画監 小野昌志氏より、記念品が授与されました。

野鳥撮影を趣味とする八坂にデジタルフォトフレームが贈られました

その後、ネットワーキング会場は、登壇者・参加者・主催者それぞれが飲み物を片手にフランクな交流の場と変わり、九州全体の宇宙ビジネスの盛り上がりを改めて実感いたしました。福岡・九州の宇宙ビジネスの最新動向を改めてインプットできる一夜は、福岡県以外の参加者も多数だったそうで、活気あふれる3時間となりました。

QPS研究所のブースへもたくさんの方に訪問いただき、前回以上の盛り上がりを実感した「NIHONBASHI SPACE WEEK 2025」。様々な業界からの宇宙ビジネス参入もたくさん目の当たりにし、宇宙ビジネスパーソンとの交流を通し、QPS研究所もさらなる宇宙産業の発展を進めていく活力をいただきました。

最後に、今回も宇宙産業におけるビジネス共創の機会を提供してくださった、主催の一般社団法人 クロスユー様、共催の三井不動産株式会社様に心より御礼申し上げます。


〈NIHONBASHI SPACE WEEK 2025〉

主催:一般社団法人 クロスユー

共催:三井不動産株式会社