佐賀市立久保泉小学校 創立150周年記念行事

11月16日、日曜日。佐賀県にある佐賀市立久保泉小学校(以下:久保泉小)で創立150周年記念行事が行われました。明治時代に創立した2つの小学校が1つになって誕生した久保泉小は今年150周年の節目を迎えました。明治から令和と数多くの児童を見守ってきた久保泉小。QPS研究所 代表取締役社長 CEO 大西俊輔(以下:大西)も、この歴史ある学び舎で小学生時代を過ごした一人です。この度、大西は卒業生として記念講演のお声掛けをいただき、児童並びに参観者の皆さまの前でお話をさせていただく機会を頂戴いたしました。記念行事当日の様子を一部ご紹介いたします。

150周年記念行事当日は、11月中旬にも関わらず朝からあたたかい気温で、晴れの日を祝うかのような雲一つない青空が広がっていました。記念行事会場となった久保泉小体育館には、8時の開場とともに児童の保護者や地域の関係者、学校にゆかりある参観者が集まってまいりました。在校生の児童たちは、体育館の前列にすでに学年ごとに着席しており、そわそわと保護者席を振り返る児童もチラホラ。三々五々に会場に入られた参観者の皆さまもお互い挨拶を交わしつつ、児童たちの後部に設置された椅子にご着席され、8:30、記念行事の第1部がスタートいたしました。
久保泉小と150周年記念実行委員会、そして地域の皆さまの想いと感謝が集結した今回の記念行事は、「第1部 記念式典」「第2部 いずみまつり」「第3部 記念講演」の全3部で構成。第1部の記念式典では、実行委員による司会進行のもと、関係者からの挨拶並びに寄贈品のご紹介が行われ、児童たちへは記念品として周年記念のクリアファイルと色鉛筆が贈られました。在校生代表として壇上で記念品を受け取った児童の「ありがとうございます。大切に使います!」と、溌溂とした返事が体育館に心地よく響き渡りました。第1部の締めとなる校歌斉唱では、久保泉小の卒業生である大西もご参観の皆さまも、数十年ぶりにもかかわらずしっかり校歌を歌われており、音と言葉で刻まれる校歌のもつ喚起力を改めて実感いたしました。
15分の休憩を挟み、「第2部 いずみまつり」の時間となりました。「いずみまつり」では在校生が学年ごとに合唱や学習した内容を踏まえた出し物などをステージ上で発表してくれました。

実は、この「第2部 いずみまつり」の実行委員は在校生の5・6年生有志が務めました。本番の日まで、「司会進行係」「プログラム係」「看板係」の3つの係に分かれて、それぞれの児童たちで企画会議・事前準備を進めてきたそうです。本番当日も、ステージ袖で司会進行担当の児童が、各学年の発表にも見事なコメントを挟みつつ進行。各学年の発表は、それぞれの学年で学んだ学習の成果はもちろん、地域の方への感謝も織り込まれており、参観者からは各学年のステージが終了するごとに大きな拍手が送られました。
10:25。いよいよ大西登壇の「第3部 記念講演」となりました。同校を平成10年に卒業し、一般社団法人 九州みらい共創では佐賀県出身理事を務める大西は、母校の後輩である児童の皆さま並びに参観者の皆さまに向け、『子どもの頃の夢から、宇宙産業の最前線へ』と題し、自身が宇宙に興味をもったきっかけからお話しいたしました。

大西が小学生の時、まさにここ久保泉小学校で行われたペットボトル教室や宇宙の秘密が書かれた本を手にしたことが、現在の宇宙開発に携わっている自分に繋がっており、児童の皆さんにも是非「好き」「興味がある」ことを見付けてほしいとお伝えしました。さらに、「ものづくり」も好きな大西は、大学に進学してから様々な衛星プロジェクトに携わり、世界のいろいろな現場に行ったからこそ得られた知識以外の想い出に残る経験も大事だとお話しいたしました。スライドに映し出される日本では見られない海外の風景には児童からも「え~」「本当に~?」などの反響も。また、現在社長を務めているQPS研究所の事業紹介の一部でお見せした、QPS-SAR試験機のアンテナ展開の動画には児童も興味津々で、「もう一回見たい!」とのリクエストに大西も「じゃあ、もう一回」と、動画を巻き戻し再生するなど、終始和やかな講演となりました。
3時間にわたる「久保泉小学校 創立150周年記念行事」は久保泉小学校の在校生、教職員、150周年記念実行委員、参観者の皆さまなど、幅広い年代の方々の拍手に包まれ、閉会となりました。150周年という大きな節目となるこの式典には、様々な年代の卒業生も参観されており、懐かしい顔ぶれが揃った会場では閉会後もそこかしこで賑わいを見せておりました。講演を終えた大西も、久しぶりに会う同級生たちとしばしの歓談を楽しんでおりました。
壇上に掲げられている「誇りを胸に未来へ」は在校生の児童たちが考えた創立150周年記念のテーマだそうで、久保泉小学校第45期卒業生である書家 江島史織氏が揮毫されました。150年という伝統と卒業生たちが培った歴史を胸に、今まさにこの学び舎で育まれる児童ひとりひとりの未来を切り開いていく指針となる力強さを感じました。
最後になりますが、久保泉小学校の関係者の皆様へ、今回の栄えある記念の日を迎えられたことを心よりお喜び申し上げます。この度は150周年という歴史的式典にお招きいただき誠にありがとうございました。また、大西にとって懐かしい学び舎で、お話をする機会をいただき、周年実行委員の皆さまと久保泉小学校職員の皆さまに感謝申し上げます。
