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CROSS TALKTALK 01
転居組クロストーク~福岡で働くってどうですか?~
QPS研究所には、様々なバックグラウンドを持った人たちが集まり、それぞれの知識を活かして協力しながら人工衛星の開発や人工衛星から取得したデータを活用したサービスの提供を行っています。
今回は転居を伴う転職をした3人のエンジニアが、QPS研究所に決めた理由や入社後に感じていること、また、福岡で働くことについて語り合いました。その様子をご紹介いたします。
MEMBER
-
深井 祐介2020年12月 :中途入社
前職の勤務地:アメリカ
出身:大阪
担当:ソフトウェアチームのマネージャ兼ソフトウェアアーキテクチャ設計 -
瀧口 信次2022年2月:中途入社
前職の勤務地:長崎
出身:福岡
担当:機械設計として人工衛星の構造関連 -
山本 篤2022年5月:中途入社
前職の勤務地:熊本
出身:長崎
担当:衛星ソフトウェアのプラットフォーム開発
QPS研究所に転職することを
決めた理由はなんですか?
皆さんが転職することになったきっかけや、QPS研究所を選んだ理由を教えてください。
- 深井
- 私は前職では、アメリカでSSDのファームウェア設計をしていました。そろそろ日本に戻って転職したいと考えていた時に、QPS研究所の求人を見つけたのは本当に偶然だったんです。宇宙業界は、ずっと学生時代から宇宙を専攻していた方ばかりのイメージだったのですが、求人を見ると、異業種からの転職でも大丈夫そうだし、楽しそうだし、もしかして自分でもいけるのでは…と思い、応募してみました。
- 瀧口
- 私も宇宙業界って、特殊なところで、そのための勉強をしている人たちがいくと思い込んでいましたね。私は、造船会社で設計を担当していましたが、残念ながら職場がなくなることが決まったんです。私は元々福岡出身であり、ちょうどその時、進学や就職で2人いる子どもたちも福岡で暮らすことが決まっていました。妻も学生時代を福岡で過ごした経験があって福岡が大好きなので、これを機に福岡で転職しようと思いました。ただ、いざ転職先を探してみると福岡市近郊には全然応募できそうなところがなくて諦めかけていたところ、紹介会社の方に紹介してもらったことがQPS研究所と出会ったきっかけです。船と衛星では、全く違うものなのでダメだろうと思っていたのですが、面接の中でこれまでのスキルを活かせるのではないかと感じ、新しい業界でもう一花咲かせたいと思い入社しました。
- 山本
- 確かに、衛星と船って、単純に大きさも違いますもんね!私の大学時代の専門は「通信」で、新卒で最初に入った会社では携帯電話の開発をしていました。前職では、熊本で半導体製造装置のファームウェア開発をしていました。前職は待遇には満足していたものの、元々の専門分野で興味のある通信の知識を活かす機会がなく、仕事の内容には100%は満足できていませんでした。地元九州でさらにおもしろくやりがいのある仕事がないかと思っていたところ、QPS研究所の求人を見つけ、自分の専門性を活かせるのではと思いました。また、子どもの頃から宇宙が好きで、かつ、ベンチャーで働くということにも興味があったので応募しました。
- 司会
- 深井さんは九州や福岡に縁もゆかりもないとのことですが、不安に感じることはなかったですか?
- 深井
- 特になかったですね。どこで働くかにこだわりはなかったです。場所よりも、自分が楽しめる仕事がしたかったんです。
福岡での暮らし
実際に福岡で暮らしてみてどうですか?
- 深井
- やっぱり食べ物がおいしいですよね。
そして、お酒もおいしいんですよね(笑)。
- 一同
- (頷く)
- 瀧口
- 環境的には家族が揃ってみんな楽しく安心して過ごせているのも嬉しいです。福岡PayPayドームが近いので、野球やコンサートを見終わった後、歩いて帰ったりしているんですよ。シアターや文化的な施設も充実していますし、子どもたちもコンサートに行ったりして福岡生活を満喫しています。
- 山本
- そういえば、福岡だとライブやコンサートなどのチケットが取りやすいというのはあるかもしれませんね。東京だと人が多くてそんなに簡単には取れなかったです。あと、交通の便もいいですよね。電車もありますが、バスの交通網がすごく発展していて便利です。空港も新幹線の駅もアクセスが良くて、私も実家にすぐ帰ることができるので助かっています。飛行機も便数が多いので、他県から来た方も安心できると思います。車も高速の渋滞も関東ほどないので、気軽に色んなところに日帰り旅行も可能ですよね。
- 深井
- 本当にそうですね。九州の温泉や観光地に短時間で行けるのもいいですよね。例えば、私の住んでいるところからなら、車だと1時間半ぐらいで、長崎の佐世保、佐賀の嬉野や呼子、大分の湯布院まで行けますし、2時間ぐらいで大分の別府、熊本の阿蘇などにも行けます。新幹線なら鹿児島にも行けますよね。あと、福岡自体もコンパクトな街なので、都会なのに少し行けば山も海もあって。色々な所に行って満喫しています。
QPS研究所で働いて感じること
実際にQPS研究所で働いてみてどうですか?
- 山本
- 私は期待していた通りでした。当時は会社のWebサイトに社員全員のプロフィールが載っていたのでイメージしやすかったですし、そのイメージ通りでした(※旧仕様ですので現在とは異なります)。あと、入社してすぐに衛星の打上げがあって、ロケット射場作業(衛星のロケットへの搭載に関する作業)に参加できたことがすごく嬉しかったです。子どもの頃から宇宙が好きだったので、あの場所に仕事で入れたときは感激しました。
- 深井
- 理系の男の子は、一度は宇宙に興味を持つことがあるんじゃないですかね。
- 司会
- 子どもの頃から興味のあったことに実際に携われるなんて貴重な体験ですね。
- 瀧口
- 実際に働いてみると、スーパーフレックスタイム制が形だけでなく実際に活用されているので働きやすさはありますよね。それに、皆さんが優しくしてくれるので居心地が良いです。あと、協力会社の皆さんの熱意がすごいです。たまに先を越されるのではないかと感じるぐらいなんですよ。社外の方々とも同じ温度感で仕事ができることはとてもありがたいです。
- 深井
- QPSで働く人は年代も国籍もバラバラで、バックグラウンドも今まで宇宙に関連したことをしていた人からそうでない人もいます。そんな中でチーム一丸となって取り組む雰囲気があるところがすごくいいところだと思っています。また、たくさん経験があって優秀な方が現場の最前線で活躍している。これもすごいことだと思います。ひとりひとりが、自分のやりたいことができる環境ができていると思っているし、私はマネージャーとして、これからもそんな組織風土を大切にしていきたいと思っています。