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CROSS TALKTALK 03
子育て組クロストーク~仕事と子育て、本音ベースで話してみました~
QPS研究所には、子育て中の社員が複数在籍し、各部門で活躍しています。
今回は、その子どもを持つ社員が、子育てと仕事をどうやりくりしているかの実情や、頑張っていること、働き方の変化などについて語り合いました。その様子をご紹介します。
MEMBER
-
田中 周一2021年2月入社
担当:地上システムの開発・人工衛星の運用
2児の父 -
久原 彰太2023年4月入社
担当:PR
2児の父 -
田中 有十夢2023年8月入社
担当:RF系のコンポーネント
1児の父
子育て・仕事の環境
今日お集まりのみなさんは、小さいお子さんを持つお父さんたちですね。
みなさんのお子さんの状況についてお話しいただけますか?
- 久原
- 私の場合は、少し前に第二子が生まれたんですよ。今は生後1カ月なので数時間おきに授乳が必要ですし、妻がつきっきりです。だから上の子も赤ちゃん返りがあったりしますね。それに、最近、その上の子が保育園で風邪をもらってきて家族全員が順番にかかって…あと年齢的にイヤイヤ期も始まってきて、ちょっとカオスな時期かもしれませんね。
- 田中(有)
- そうですよね、私の子どももプレ幼稚園に入ってから毎週風邪をもらってくるようになって、妻にもうつったりしていて。そして、イヤイヤ期も真っただ中です。
- 田中(周)
- うちは2人いて上の子は小学校中学年になるのでだいぶ落ち着いてきましたが、下の子はまだまだ手のかかる時期で。朝はなかなか起きないし…。うちは家族みんなで一緒に出発するんですが、妻は仕事の始業時間が決まっているから遅れないようにとにかくバタバタと慌ただしいですね。
- 司会
- 朝の用意って想定外のトラブルもつきもので、予定通りにいかないことも多々ありますよね…
でも、みなさん、仕事で重要な業務やポジションを任されていていますが、どうやって仕事と子育てをやりくりしていますか?
- 久原
- 私は、第二子が生まれた直後なので、今は特に情報共有や相談をよくするようにしていて、業務を調整してもらったり、スーパーフレックスタイム制を使って出退社の時間を調整したり、家族の体調が悪いときにはリモートワークを利用したりしています。コアタイムがないので、朝、子どもがぐずったりアクシデントが起きたりしても、始業時間までに行かないといけない!という焦りを感じなくていいので、子どもにも余裕をもって対応することができてすごく助かっています。
そして何より、この時期に子育てや家事をしながら休みをとることなく今までと同じ質の仕事ができているのは、私の上司をはじめとした周りの方の理解やサポートのおかげだと思います。ありがたい限りです。
- 田中(有)
- ありがたいですよね。私も家族が体調不良のときは、スーパーフレックスタイム制とリモートワークをどちらも活用しています。ハードウェア担当なので出社して実際に行わなければいけない作業があるのですが、同じチームの他のメンバーがとても理解のある方で、私が出社できないときに作業依頼をすると代わりに対応してくれたり、「帰らなくて大丈夫?」と聞いてくれたりするので、本当に助かっています。遅めに出社するようなときは、代わりに夜は長めに仕事をしたり、そして、仕事が忙しい時期や頑張りが必要なときは、家庭のことを妻が対応してくれたりするので、仕事に専念できています。
- 田中(周)
- 私は出社必須のことが多いので、主にスーパーフレックスタイム制を活用しています。
子どもが体調を崩したときに、前職では半休をとって対応していましたが、今はちょっと抜けて病院に連れて行って、その後妻とバトンタッチして仕事に戻れたりとかなり融通が利くので働きやすいですね。あと、私がいないときに何か起きても、そのときに指示を出すだけでさっと対応できるチームなのでありがたいです。
- 司会
- 私も、数社で子育てをしながら働いた経験があるので、子どもが小さい時は特に周囲の理解とサポートがすごく大切だと感じています。今のQPSでは責任のある仕事も任せてもらっていますが、働きやすい環境というだけでなく、自分で時間の調整ができるので、忙しい時期や子どもが体調を崩したときはバタバタすることもありますが、仕事に専念する時間も作ることができ、周りの方のサポートのおかげもあって結果も出せているのが嬉しいです。あと、仕事が立て込むときや出張のときは家族がサポートしてくれたり、子どもも宇宙業界の仕事を応援してくれているので、仕事も子育てもどちらも諦めたくない私にとって、すごく恵まれている環境だと感じています。感謝しかないですね。
家族からの応援
みなさんが仕事に集中できているのはご家族の応援やサポートのおかげもあると思いますが、家事や子育てで担当していることや、家族のために何かしていることはありますか?
- 久原
- うちは得意なものを得意な方がやる、となっていて、妻は掃除担当、私は料理担当です。仕事から帰ってから夕食作りに時間がかからないように休日に作り置きもしています。
- 司会
- いいですね!料理が得意なんてうらやましいです。
- 田中(有)
- 私の場合は、家事の内容で分けるというより曜日かな。平日は仕事に専念させてもらっているので、土日は私が家事全般を担当しています。それに料理を作ったりすると、妻も子どもも喜んでくれるので、嬉しいですね。
- 田中(周)
- そうですね、うちの場合も掃除と平日の料理は妻が担当してくれているので、休みの日の料理は私の担当です。
- 司会
- 3人ともお料理担当されているんですね!すごい!失礼ですが、思ったよりもしっかり担当していることにかなりびっくりしました。
- 田中(周)
- あとは、早く帰れる日は甘いものを買って帰ることもあります。私以外はみんな甘いものが好きなので、駅で期間限定のものを買ったり、コンビニでおいしそうなデザートを買ったり。妻も子どもたちもいつも頑張ってくれているし、私の仕事を応援してくれているので、少しでも感謝の気持ちを伝えられるといいな、と思って。みんなでそれを食べながら1日のことを話せる時間を大切にしています。
- 司会
- なんて素敵なんですか!
お子さんも奥様も、お父さんが早めに帰ってきてくれて、さらにお土産も持って帰ってきてくれるなんて、その心遣いはすごく嬉しいと思います。
- 久原
- さすがです。私も見習ってやってみます!
- 田中(有)
- 私も!
QPSで子育てしながら働く
QPSに転職して子育てをしながら働くことで、何か変化があったり、QPSだからこそできた、ということはありますか?
- 久原
- 時間の融通が利くので、妻が私に「病院に行きたい」などの相談がしやすくなった、と言われました。この変化は、妻にとっても、家族にとっても良かったと思います。
- 田中(周)
- それ、うちの妻も言ってます。
- 田中(有)
- たしかに。うちもそうですね。
QPSはベンチャーならではのスピード感と裁量の大きさがあって、仕事の進みが早く、その分早く帰れるので、体力的にも精神的にも自分に余裕ができるようになりました。そのおかげで、妻と相談できる時間も持てるようになったと思うし、私自身も休日の家事を担当することができています。仕事では、効率や実績は確実に上がったと思いますし、やりがいもあって楽しいです。プライベートでも、子どもの成長を見ることができるようになったのが嬉しいです。平日なんですが、子どもの入園式に行く予定なので、楽しみです。
- 田中(周)
- 私は、あまり回数は多くはありませんが、保育園のお迎えに行けるようになりました。お迎えに行ったときに、子どもが喜んでくれる姿を見ると、やっぱり嬉しいですね。あと、上の子が英語を習っているのですが、習いたいと思ったきっかけが、休日に家族で出かけたときに外国籍の同僚とたまたま駅で会って、私が同僚と英語で話しているのを見たことらしいんです。
- 久原
- 英語で話しているお父さんがかっこよかったからですね!それがきっかけだなんてすごく嬉しいですね。
今、仕事は周りの方のサポートがあり、自分でも時間調整しながら頑張ることができているのでやりがいもあるし、家族のことにも携わっている自覚が持てているのは、QPSで働いているからこそだと感じています。
- 司会
- それはいい変化ですね。ご主人に相談できるようになったり、実際に対応してもらえたりするのは、奥様もすごく心強いと思います。仕事をしながら子育てするとどうしても時間に追われる毎日になって、夫婦間で大なり小なり衝突があったり、ついイライラして子どもにあたってしまったりすることもあると思いますが、みなさんのように相手のことを考えられたり、協力されていたりするのは素敵だなと感じます。お子さんが頑張っているお父さんの姿をしっかり見ているのも伝わってきますね。