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軌道上画像化装置(FLIP)がQPS-SAR6号機「アマテルーIII」で撮像したSARデータの軌道上画像化に成功

宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)と株式会社QPS研究所(以下、QPS研究所)はQPS-SAR 6号機「アマテル-Ⅲ」(2023年6月打上げ)に搭載した、FPGA (Field Programmable Gate Array)を用いた「軌道上画像化装置」(以下、本装置)において、撮像した合成開口レーダ(SAR)データの軌道上画像化に成功しました。

初期チェックとして実施した、予め衛星内に格納していたデータの軌道上画像化に続く成果です。
なお、本装置はQPS-SAR5号機「ツクヨミ-I」(2023年12月打上げ)にも搭載されており、5号機でも初期チェックを実施し、FLIPによる軌道上での画像化を確認済みです。

本技術実証により、ユーザーがリクエストしてからSAR画像提供までの即応性がより高まることが見込まれ、新たな価値の創出および社会課題解決の可能性、そして新しいビジネス展開が期待できます。

【関連リンク】

プレスリリース「合成開口レーダ(SAR)データの軌道上画像化に成功」(2023年7月21日)(JAXA)

 研究開発部門「地球観測衛星データのオンボード処理技術の研究」(JAXA)